バンコクには寺院やビーチなど有名な観光スポットが多いですが、私が「ここは行ってよかった!」と心の底から思える場所のひとつが、サファリワールドです。
広大な敷地に自然と動物たちが共存するテーマパーク型の動物園は、タイではちょっと珍しい存在だと思います。
私はこれまで何度か訪れていますが、行くたびに違う感動があって、同じ場所でも飽きないのが魅力です。

この記事では、サファリワールドの楽しみ方だけでなく、行き方や入場料の選び方、満足度の高い回り方などを、私の経験や感情を交えて整理します。
初めてタイ旅行する方でも迷わず行けるように、そして現地で後悔しない選択ができるようにまとめました。
なお、象乗りについては現在は一般営業では見かけない印象ですが、昔はあったという話を耳にしたことがあります。あくまで噂レベルでの情報としてご紹介します。


サファリワールドへの行き方

サファリワールドはバンコク市内から約35km離れています。
車で行けば40分~1時間ほどで到着でき、距離感としては「ちょっと郊外にドライブ」という感覚です。
初めての人でも比較的行きやすい場所だと思います。

一番ラク:送迎付きパッケージ

私が一番おすすめするのは、「送迎+チケットのセット」です。
旅行者向けに用意されているプランで、手間がほとんどなく、移動ストレスもゼロ。
料金は500〜1,000バーツ前後が目安で、驚くことに入場料と送迎がセットになった方が、単体で行くより安くなることもあります。
私も初回にこれを利用した時は「こんなに便利でお得なの?」と驚きました。

家族連れや子連れ、初めてのタイ旅行や短期滞在の場合は、この方法が最も無難で快適です。

タクシーで自力移動

自由度を重視したい場合はタクシーも選択肢です。
片道400〜600バーツほどが目安で、乗る前に「メーターね?」と確認することをおすすめします。
バンコクでは英語が通じない運転手もいるので、タイ語表記のメモを持っておくと安心です。
朝の渋滞時間帯は特に混むため、午前中の早め出発が快適です。

ローカルバス利用

費用を抑えたい場合は、ローカルバスもあります。
30〜50バーツと破格ですが、時間に余裕があり、ある程度慣れている人向けです。
「旅のローカル感を楽しみたい」という方には面白い体験になると思います。

MRT・BTS+タクシーの組み合わせ

現実的で使いやすい方法としては、MRTバンスー駅やBTSモーチット駅からタクシーで乗り継ぐパターン。
200〜300バーツほどで、移動のテンポと快適さのバランスが良く、私も何度か利用しています。


サファリワールドの入場料

入場料は常に変動があるため、ざっくりの目安として参考にしてください。

  • 大人:1,200〜1,500バーツ
  • 子ども:900〜1,200バーツ

購入方法の違い

  • ゲート購入:やや高め
  • オンライン購入:安め
  • 送迎セット:快適さと満足度が高いことが多い

オンラインでは200〜400バーツほど安くなることもあります。
KlookやKKday、公式サイトなどで比較すると、同じ日でも価格が違うことが多いのでチェックしてみると良いです。


サファリワールドの施設と楽しみ方

サファリパーク(ドライブ)

約8kmのドライブコースで、園内バスや自家用車で回れます。
ライオンやトラ、キリン、シマウマなどが自然な形で生活している光景は、檻越しでは味わえない迫力があります。
車利用料金は1台200〜300バーツほどですが、体験する価値は十分です。

私は初めて行ったとき、窓のすぐ横でキリンが草を食べているのを見て、本当に息を飲みました。
この臨場感がサファリワールドの醍醐味だと思います。

キリンの餌やり

キリンの餌やりもおすすめです。
料金は50〜100バーツほどで、間近で見るとキリンの大きさだけでなく、優しい目に癒されます。
小さな子どもはもちろん、大人も楽しめる体験です。

マリンパークのショー

象やイルカ、アシカのショーは迫力満点です。
1日のスケジュールが決まっているので、公式サイトで事前に時間を確認すると効率よく回れます。

昔の象乗りの噂

ネットや旅行者の間で「昔は象乗りがあったらしい」という話を見かけます。
現在は一般営業では見かけず、安全面や動物保護の観点から取りやめになった可能性があると私は推測しています。

インスタ映えグルメとアニマルカフェ

園内カフェでは、100〜150バーツでドリンク、150〜250バーツで軽食が楽しめます。
動物モチーフのメニューも多く、写真を撮りたくなるかわいさがあります。

アニマルカフェでは小動物と触れ合える時間もあり、大人も癒されます。
虎や動物と一緒に写真を撮れるスポットも充実しており、プロカメラマンによる撮影は200〜300バーツほどです。
私は迷ったら撮る派で、後で見返すと「やってよかった」と思うことが多いです。


サファリワールドは時間の使い方が重要

私が実践している回り方は以下の流れです。

  1. サファリパークでドライブ
  2. マリンパークのショー鑑賞
  3. キリン餌やり体験
  4. 撮影スポットで思い出を残す
  5. カフェでゆっくり休憩

午前中にサファリパークへ行くと、動物たちが活発で見応えがあります。
午後はショーやカフェでゆっくり過ごすと、全体のペースが心地よく整います。


まとめ

サファリワールドは、ただの動物園ではなく「自然の中で動物と距離感を近く感じられる体験型テーマパーク」だと思います。

行き方やチケット購入方法次第で、快適さや価格、満足度は大きく変わります。

  • 送迎セットは最もラクで便利
  • オンライン購入はお得
  • サファリパークとキリン餌やりは必須体験

初めてのバンコク旅行でも、何度も訪れたことがある人でも、心から楽しめるスポットです。
子連れ、カップル、一人旅でも、ここで過ごす時間は旅のストーリーに深く刻まれると思います。

バンコク観光で、ただ写真を撮るだけではなく、心が動く体験をしたいなら、サファリワールドは間違いなくその答えのひとつです。
私は毎回、動物たちや自然に囲まれる時間を通して、旅の思い出をより深く刻んで帰ります。