タイ旅行の締めくくりは、どうしても少しセンチメンタルな気分になります。
私の場合、帰国前にスワンナプーム空港を歩く時間が、旅のラストをゆっくり味わえるひとときになっています。
旅先での慌ただしさから解放され、思い出を振り返りながら歩くと、なんとも言えない心地よさがあります。

ただ、正直なところ、空港でのお土産選びにはちょっとした緊張感もあります。
「搭乗時間に間に合うかな」「欲しいお土産を全部見つけられるかな」という不安が少し頭をよぎります。
スワンナプーム空港は想像以上に広く、どこに何があるかを把握していないと、迷子になりかねません。
私自身、最初の頃は「え、ここ免税じゃなかったの?」という小さな失敗を何度も経験しました。

その経験から学んだのは、空港での動き方のコツです。
出国審査前と後で買えるものの違いを理解し、ばらまき用のお菓子や深夜便対応のスポットを把握しておくと、ずっと安心して買い物ができます。
この記事では、私の体験談と、旅好きの友達から聞いた情報も交えながら、スワンナプーム空港でのお土産購入の流れを整理してみました。
深夜便や早朝便で買い物できるかどうかも、私の経験と推測をもとにまとめています。

旅のラストを慌てずに楽しむための参考として、ぜひ読んでいただければと思います。


スワンナプーム空港のお土産エリアは3つに分けると便利

スワンナプーム空港は巨大で、お土産エリアもかなり広範囲に広がっています。
私はいつも、次の3つに分けて考えるようにしています。

  1. 出国前(一般エリア)
  2. 保安検査後(制限エリア)
  3. 免税店&深夜営業ゾーン

この3つに分けて頭の中で整理しておくだけで、空港内での移動のストレスがぐっと減ります。
特に「どのお土産を先に買うか」をあらかじめ決めておくと、慌てずに済むと感じます。


出国前(一般エリア)で手軽に買えるお土産

チェックインが早く終わったとき、私はまずここを軽く回ります。
ここは免税エリアではありませんが、手頃で軽いお土産が揃いやすく、ばらまき用のお菓子やコスメにはちょうどいいです。
とりあえず最低限の数をここで確保しておくと、精神的にかなりラクになります。

グルメマーケット(4階)

空港内のスーパー風エリアで、種類がとても豊富です。
ドリアンチップス、ドライマンゴー、トムヤムクン味のスナック、インスタントラーメン、調味料まで、幅広く揃っています。
私はここで毎回トムヤムクンの袋麺を買うのですが、会社で配ると必ず笑いが起こります。
ネタとしても喜ばれるし、話題作りにもなっておすすめです。

薬局・コスメ系

BootsやWatsonsなど、軽くて小さいコスメやスキンケアグッズが揃っています。
スネイルクリームやハーブバームなど、女性へのお土産にピッタリです。
「買い忘れた」と気づいたときに駆け込むスポットとして覚えておくと安心です。

King Power事前注文

出国前エリアにもKing Powerのカウンターがあります。
ここで商品を注文し、受け取りは保安検査後にすることが可能です。
私はバッグをここで注文したことがありますが、荷物が増えず便利でした。


保安検査後(制限エリア)が本番のショッピングゾーン

出国審査を通過したあとのエリアは、私にとって「旅のラストショッピング」の時間です。
免税エリア独特の華やかな雰囲気があって、歩くだけでワクワクします。

King Power免税店

海外ブランド、香水、コスメ、スパ系商品が揃っています。
市内より安い場合もあり、自分へのちょっとしたご褒美を買う人が多い印象です。
私もここで香水やスパアイテムを選ぶのが楽しみです。

タイブランド専門ショップ

ジムトンプソン、ナラヤ、THANN、HARNNなど、タイブランドの専門店も豊富です。
私は最後に必ずTHANNのバスオイルを買うようにしています。
帰宅後も香りが続くので、個人的には「旅後ロス対策」としても効きます。


私が選ぶ、ばらまき用お菓子の鉄板3選

制限エリアでも、ばらまき用に軽くて喜ばれるお菓子はやっぱり鉄板があります。

  1. Tao Kae Noi(海苔スナック)
     会社で配ると必ず何かしら反応があります。
     軽くてまとめ買いにも向いています。
  2. Mango Tango(ドライマンゴー系)
     見た目が可愛く、味も美味しいです。
     特に女性に渡すと反応が良く、安心感があります。
  3. ドリアンチップス
     ネタ枠のように思えますが、意外と美味しいです。
     缶タイプは見栄えも良く、ギフトとしても成立します。
     話題性も含めて印象に残るお土産です。

さらに、King Power限定のパッケージは「空港だけの特別感」があるので、渡すときに「ちゃんと選んだ感」が出せます。


深夜便・早朝便でも買い物できる?

スワンナプーム空港の良いところは、深夜便や早朝便でも買い物のチャンスがあることです。
King Powerは基本24時間営業と言われていますが、私の経験上、一部の専門店は閉まっている時間帯もあります。
完全に全店がフル稼働とは限らないものの、深夜は「免税メイン」で考えておけば大きな問題はなさそうです。


時間に余裕がないときの最短ルート

私がよく使う流れは次の通りです。

  1. 出国前でばらまき用と最低ラインを確保
  2. 制限エリアで見た目の良いギフトや自分用を購入
  3. 深夜便ならKing Power中心にチェック

この順序で回ると、買い忘れやオーバーウェイトのリスクも減ります。
空港は広く、ゲートまで15分以上歩くこともあるので、「あとでゆっくり」は結構危険です。


まとめ

スワンナプーム空港は、タイ旅行の最後をしっかり楽しめる場所だと思います。
お土産購入のタイミングを「出国前」「出国後」「深夜便対応」の3つで整理しておくだけで、空港内での買い物計画は格段にスムーズになります。

私が一番意識しているのは「時間に余裕を作ること」です。
バタバタするよりも、余裕を持って歩く方が、旅の締めくくりとして心地よいと感じます。

ばらまき系は出国前で確保。
こだわりやギフトは制限エリアで選ぶ。
深夜便の場合はKing Power中心。

この考え方は、次のタイ旅行でも応用可能です。
空港でのお土産選びを、雑に終わらせるのではなく、旅の最後のひとときとして楽しんでほしい。
私はいつも、免税店の香りに包まれながら歩く時間が結構好きで、次のタイ旅行への期待を胸に帰国しています。